美味しい枝豆の茹で方・保存方法

枝豆・茶豆の美味しい茹で方

枝豆・茶豆を上手にゆでるには

1.洗って塩もみ

枝豆・茶豆を塩もみ
軽く水洗いし、よく水を切ってから塩をつけて全体をよく揉みます。

莢の毛が取れて茹で上がりの色が鮮やかになり、見た目が非常に映えます。

2.たっぷりのお湯でゆでる

枝豆・茶豆をたっぷりのお湯で茹でる
たっぷりの沸騰したお湯に、湯量の4%ほどの塩と洗った豆を入れ、お好みの柔らかさになるまで3~4分ほどゆでます。

出始めの枝豆は3分ほど、出荷最盛期の豆なら4分ほどゆでるのがおすすめですが、余熱でゆで具合が進むので少し固めに感じるくらいで鍋から上げてください。

3.ゆであがったらすぐ冷ます

茹で上がった枝豆・茶豆は素早く冷ます
ゆで上がった枝豆は大きなザルなどに移して冷まします。

早く冷ますことで、風味を逃さず、余熱でゆで過ぎず、熱で色が悪くなるのを防ぎます。

枝豆同士が重ならないように広げると早く冷ますことができます。

うちわで扇ぐ、冷風をあてる等の方法が一般的です。

4.あとは食べるだけ!

塩をかけた枝豆がある程度常温に近くなったら、そのまま冷蔵庫へ入れます。

塩が枝豆に浸透し、枝豆・茶豆のおいしさが増します。

熱い枝豆・茶豆が好みの方は、ゆでたてに塩をふって是非あつあつをお召し上がりください。

枝豆・茶豆の上手な保存方法

短期保存の場合

味覚を左右するうえで鮮度が非常に重要な枝豆・茶豆は、できるだけ早めにお召し上がりになることをおすすめします。

生で短期間保存する場合は、できるだけ低温で直射日光を避けた冷蔵庫の野菜室を利用してください。

長期保存の場合

長く保存したい場合は、塩水で固めにゆでてから冷ましたものをビニール袋などに入れ、冷凍して保存します。

冷凍保存すれば目安として約6週間ほどの長期保存が可能です。

冷凍保存した枝豆は、自然解凍せずに沸騰した湯鍋の中へ凍ったまま入れてゆでます。

ゆで上がりはザルに上げ、水っぽくならないようにうちわ等で扇いで冷ましましょう。

保存するなら冷凍がおすすめ!

生で保存すると、枝豆に含まれている貴重な栄養素が減少していきます。

一方、冷凍した枝豆は一度ゆでることによりビタミンCは減少しますが、冷凍保存中に関してはほとんど栄養素の減少がみられません。

実際、ビタミンCの摂取量は冷凍保存したものと生のものとは、ほとんど同じと言われています。

理想は「届いたらすぐに調理」

枝豆・茶豆は収穫して1日ほどたつと独特の風味と甘さが落ちてしまいます。

やはり、購入後に手元に届いたらすぐに調理するのが理想的。

採れたての枝豆・茶豆の香りと味わいは格別です!

枝豆・茶豆のマメ知識

枝豆・茶豆は栄養豊富なスーパーフード!

枝豆・茶豆は大豆の未熟期の実で、江戸時代から夏の時期、盛んに食べられるようになりました。

そのおいしさはもちろん、食物繊維、鉄分、ビタミンA・Cも豊富で、野菜には少ないたんぱく質も多く含み便秘・肌荒れ・貧血といった美容トラブルにも効果を発揮します。

他にも、イソフラボン・メチオニン・ビタミンB1・サポニン等が含まれています。

イソフラボンは女性ホルモンに似た作用があり、肌荒れ、冷え性、肩こりなどの症状を緩和してくれます。

メチオニンとビタミンB1、ビタミンCはアルコールの分解を助けます。
ビールのおつまみには枝豆というイメージがありますが、実は理にかなった組み合わせなのです。

サポニンは肝臓機能の障害、疾病の予防効果だけではなく、体内の脂肪の吸収を阻止し、脂肪の分解を促しますので、ダイエットにも適した食べ物です。

そして、枝豆に含まれている植物性タンパク質は18種類のアミノ酸から組織され、栄養価の高さはもちろん、血中コレステロール低下作用が証明されています。

ただおいしいだけでなく、これだけの豊富な栄養を持ち、体にも良い枝豆。

夏の味わいを、ぜひお楽しみください!

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