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高食味栽培への転機
昔は収穫量を前提に稲作をし、現在の1.5倍近いお米を同じ田んぼから収穫していました。そんなある年、親族からの味の酷評がきっかけで、お米作りに対する考え方が大きく変わりました。生産性や自然環境との調和を考え、多収穫栽培から高食味栽培へと方向転換をいたしました。一番身近な消費者(家族)が喜んで食べてくれるようなお米作りを心掛けております。
地域の環境保全に取り組む農業
昔ながらの環境や自然界に住む動物達の力を借りながら、自然環境の保全を念頭に日夜農作業に取り組んでおります。
現在の生産性や自然環境との調和を考えた場合、農薬を使用しない有機栽培が現状最良と思います。
ですが、今現在の形に満足せず、日々の研究を怠ることのないよう努め、より美味しくより安心なものをご提供できれば幸いに思います。
病気や虫に負けない苗お米作りは育苗から。日光の養分をお米の味として蓄積させるために過剰な植え付けをせず、農薬を使用しなくても病気や虫にも負けない丈夫な育苗を目指します。
有機JAS緩衝地帯除草剤など農薬を使用しない有機JAS認定のお米は、審査や管理にとても神経を労します。隣に面した田んぼとの距離を測り、完全に区別し別刈りをしています。
渡り鳥の休息所農薬や除草剤、化学肥料などを使用していない自然本来の田んぼは渡り鳥にとって最良の餌場。写真は豊栄の福島潟でよく見かけるオオヒシクイの群れです。