「 根津健雄 」一覧
「田んぼの真心」を食卓に
有機栽培は、手間がかかり、害虫や病気とのたたかいです。我が家の稲作はすべて有機栽培、夏場は農業一本。アイガモや乗用除草機などは用いず、田んぼを歩いての作業にこだわっています。健康な稲、安全でさらにおいしいお米を目指しています。独自に検査を受け、放射性ヨウ素・セシウムの不検出を確認しています。皆さんの楽しい食卓のお役に立てることを願っています。
川西米(かわにしまい)の産地の有機米
旧・中魚沼郡川西町(現在は十日町市)は「川西米」の産地として知られています。河岸段丘に位置し、全国有数の豪雪地帯です。豊かな気候風土に恵まれ、お米、そば、野菜など、おいしさが自慢です。地域でも貴重な有機栽培のお米です。十日町市は、十日町雪まつりや大地の芸術祭など、観光にも力を入れています。
豪雪ならではの恩恵田んぼは、冬期間は雪におおわれることで、極端な低温や乾燥から守られ、土をじっくり休ませることができます。雪解けは例年4月下旬以降です(写真は4月2日)。
健康な稲づくりに向けて雑草や病害虫に負けないように、健康な稲づくりを重視しています。ミネラルを補給し、窒素肥料は控えめにしながら、タイミングの良い除草を心がけています。
基本は「元気な田んぼ」カエル、トンボ、カマキリなど、たくさんの生きものが暮らす元気な田んぼで、稲を育てています。畔にもミントやスミレなど、多くの種類の草が季節の花を咲かせます。