今年の天候を象徴しているのかどうか分かりませんが、「黒米」は不調でした。今年は、梅雨前は暑く、梅雨が長引き、梅雨明け後もじくじく天気が続き、秋になって天気が続き、その後は雨と天気を周期的に繰り返しました。黒米は何年も栽培していますが、これまではお盆頃に穂が出ていました。しかし、今年は9月になってから穂が出ました。コシヒカリも当初の予想よりも出穂が遅れたことを考えると、特に7月の天候が出穂に大きく影響するようです。コシヒカリと黒米とでは、黒米の方が「(いつもと同じ程度の)暑い夏」を求めているようです。ぎりぎりまで陽に当てたいと思い稲刈りを先延ばししてきましたが、この間の雪でべたっと寝てしまいました。先日半分刈り取り、今日、残りを刈り取りました。実入りもあまり良くないようです。今考えてみても、栽培管理でもっと実入りを良くできたのか、よく分かりません。