温湯消毒

24_1397737044_1_sya.jpg塩水選をした種籾をいったん乾かした後、温湯消毒を行います。これは、お湯に一定時間種籾を浸して、病原菌などを殺菌するものです。コシヒカリの場合、我が家では60℃のお湯に10分間入れています。実はこの方法には諸説あります。種籾には、種籾にとってプラスに働く菌も、病原菌などマイナスに働く菌も感染していると考えられます。60℃に耐えられない菌は、種籾にとってプラスに働く菌もマイナスに働く菌も殺菌されてしまいます。このため、「(プラスの菌を殺菌するくらいならば)温湯消毒をしない方が良い」と考える方もいるようです。慣行栽培でも温湯消毒は広がってきています。まだまだ、基礎技術は探求することがたくさんあります。

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