今日、梅雨入りしました。
降水量は多くありませんでしたが、久しぶりのまとまった雨でした。
一安心した方も多いと思います。
「グラフ」は、JA新聞連が発行する「日本農業新聞」の1面トップに掲載されていたものです。
見出しは「20年産米試算732万トン 全中」「適正在庫を大幅超過」です。
この732万トンは作況指数100(平年並み収量)の数字で、作況指数が99になれば約70万トン少なくなります。
1%不足すれば「適正在庫量」を下回ってしまいます。昨年は99、一昨年は98だったことを考えると、極めて綱渡りです。まるで、「作柄が悪くても困らないんです。輸入すればアメリカなども喜ぶのです」と言われているようです。
日本農業新聞が「大幅超過」と言う表現を用いたことが新鮮な驚きでした。
今日の紙面を見て、稲作農家は「外国産米がまねできないような『おいしいお米』を目指そう」と思いを新たにしたと思います。