ソバに学ぶ
植物と土の関係で、土の性質として、水はけなどの「物理姓」、肥料成分などの「化学性」、微生物などの「生物性」が重視されています。
比較的狭い畑で、良く耕耘されている場合は、ある程度均一と考えられます。
ソバは、同じ畑内でも、成長に大きな差が出ています。
多分、「物理性」の違いが大きな要素になっていると思います。
「物理性」にもいろいろありますが、特に水はけが鍵を握っているのでしょう。
一般には、高い畝をでは水はけが良くなるといわれますが、同じ高さの畝でも、耕耘時に圧縮された土と余り圧縮されていない土では、水はけが異なります。
それぞれの植物にとって、大きな影響を与える要素は異なっていると思います。
生育が悪いとすぐに肥料不足(化学性)を疑いがちですが、もう少し客観的に考える必要があります。
ソバは、白くて小さな、きれいな花を咲かせています。