いよいよ現場の本格スタート

先日の作戦会議を座学とすれば、いよいよ現場（？）が本格スタートしました。種籾（これはっ！という稲株を刈り取り、ハザに架けて乾燥させたものです）を選別し、病気を防ぐためにお湯で消毒を行いました。種籾の選別には、大きさによる選別や、比重による選別があります。写真は、塩を溶かした水で比重の軽い籾を取り除く、「塩水選」です。真ん中のちょっと左に見えるのが比重計です（浮いた籾は取り除いて、我が家の鯉のえさになります）。ガラス管の中におもりが入っていて、塩水が濃いほど上に上がります。選別が終わったあとは、水につけて塩分をとり、６０℃のお湯に１０分間つける「温湯消毒」を行います。直ちに冷やして、数日間、水につけておきます（浸漬＝しんせき＝といいます）。今年の稲作がいよいよスタート、気合いを入れ直して、がんばります。健康に育っておいしいお米が実りますように、皆さんに喜んでいただけますように。