田んぼの排水

24_1285070019_1_sya.jpg子供の頃の稲刈りといえば、柔らかい田んぼで動けなくなったコンバインを押す仕事が印象に残っています。田んぼが柔らかいと、コンバインでの作業がはかどりません。このため、早めに田んぼを乾かして堅くするとともに、多くの田んぼで暗渠排水を行っています。暗渠排水とは、田んぼに溝を掘って、そこに「素焼きの管」や「穴の開いたポリエチレンの管」などを埋め込みます。溝には傾斜をつけておき、管の中の水が低い方に流れるようにしておいて、水の出口に繋がっているパイプに栓をしておきます。この栓を開けると出口のパイプから溜まっていた水が出ます。写真は、この栓を開けて数分したところです。はじめは濁った水が出ますが、時間が経つと透明になります。この田んぼの暗渠排水は良く機能していて、ありがたいです。

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