今年の稲作を振り返る(春編)

24_1320840697_1_sya.jpg稲の種籾は、土を入れた育苗箱にまき、さらにその上に土をのせます。その箱を平らな地面(あらかじめ肥料を施しやわらかい土を敷いてあります)に並べて、シートなどの被覆資材をかけて、極端な高温や低温を防ぎます。苗の生長や天気にあわせて、被覆資材の種類や枚数を変えていきます。水はある程度生長するまではかけません。種をまいてから水をやれる位に育つまでが、稲の一生の中でも、特に気を遣う段階です。これが一般的な流れなのですが、今年は、この時期にまとまった雨があり、種籾のまわりの土が加湿気味になってしまいました。これによって発芽が遅れるなどの問題点が生じました。以前は、基本的にビニールハウスの中で育苗をしていたので雨が降っても問題はありませんでした。いろんなことを考え、もう一工夫したいと思います。

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