数回にわたって、今年の稲作を振り返ってみます。今日は冬編です。この冬の1月の雪の降り方は異常でした。普通であれば、ある程度降ったら少し休んで、また降って、少しずつ雪が積もっていきます。しかし、今年は1月はほとんど休みなく降り、1月31日で積雪深(積もっている雪の深さ)が358cm(観測地点・川西ダム)となりました。このため、1月2日から31日まで、毎日除雪作業が続きました。除雪作業とは、屋根の雪下ろしや建物の脇に積もった雪を移動させることです。雪の量が多いため、なかなか雪が消えず、4月2日現在で田んぼに積もっている雪は1m50cm以上ありました(写真)。この雪が5月初旬にはほとんどなくなりました。大雪と急速な雪解け、これがこの冬の特徴です。