信濃川は雪解け水が勢いよく流れています。よく見ると、流れが速い場所は水が青っぽく、流れが遅い場所は茶色っぽく濁っています。雑草シリーズを始めます。雑草の泣き所を知ることが、抑草や除草に役立ちます。1つは、発芽をさせないということです。これには、発芽に適した土の深さにしないこと(より深く埋めたり、より浅くしたり)と、種(以下、塊茎等を含みます)の発芽能力を低下させることなどがあります。(少し脱線して、クログワイという強敵がいます。地中深くから芽を出すので、除草剤も効きづらいといわれています。ただ、塊茎は乾燥に弱いという弱点があります。)実際によくいわれるのは、「秋に田んぼを十分乾かして、深く耕耘することで、クログワイの発芽能力を低下させる」ということです。「発芽をさせない」という方法は、いろんな雑草に効果があるというより、クログワイなど限られた雑草について効果が期待できるという感じだと思います。以下、続く。