雪国らしい天候の中で、私の町内では17日に小正月行事の賽の神が執り行われました。本来なら1月15日に執り行われる行事でしたが、ハッピー・マンデーとやらで開催日が15日付近の日曜日に開催されるようになりました。当日は朝から稲わらで塔をつくり、集められたしめ飾り・書初め・門松などを入れて火をつけ、和紙で切られた「おんべ」を飛ばし(奉納)、残った火で餅やスルメを焼いて食べます。「おんべ」は高く飛ぶほど縁起が良いと言われ、賽の神の火で焼いた餅やスルメを食べるとこで無病息災・五穀豊穣を祈ります。しかし、ハッピー・マンデーとやらが、地方の伝統文化を壊しつつあることを政府は知ってほしいものです。