田んぼのなかみ

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 写真は、10月半ばに稲刈りをした田んぼです。
 これを見ると、個人的には「草は極めて少ない」と判断します。
 もちろん、小さな草の芽はたくさんあります。
 しかし、例えば、土の栄養を吸い取りすぎるとか、稲を日陰にしてしまうとか、稲の生長に障害となるような状態ではありません。
 土の中にはたくさんの種類の草の種がたくさんあり、種自体の寿命は非常に長いと考えられます(数年とか、数十年とか、それ以上とか)。
 その中で、条件が揃った種が発芽します。
 さらに、条件が整った発芽した芽が大きくなり、種子をつけます。
 思っているよりも、草の種子が発芽し、種をつけるのは狭き門だと思います。
 そう考えると、自然は度量は大きいと感心させられます。

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