トラクターなどで耕耘すると、すぐに細かくなる土と、ゴロゴロ状態にはなってもなかなか細かく砕けない土があります。自己流ですが、前者を「軽い土」、後者を「重い土」と名付けています。どちらが野菜にとって良いかというと、「軽い土」だと思います。耕作放棄地と呼ばれる場所では、「重い土」になっているところもあります。何年かはかかりますが、雑草などの有機物を鋤込むと、徐々に「軽い土」に近づいていきます。土壌分析結果は、たいてい「一定重量の土にどれだけの窒素成分などが含まれているか」を示していますので、「重い土」か「軽い土」かによって、少し考慮する必要があります。