籾摺したての玄米

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 稲刈りで刈り取られた稲は、コンバインで脱穀され、籾の状態になります。
 その後、乾燥機で水分割合15%程度に乾燥されます。
 さらに、籾摺機でもみ殻が除かれ、玄米(粗玄米)となります。
 加えて、選別計量機により、網を通すことで、厚みの薄い玄米が取り除かれ、出荷用玄米となります。
 写真は、籾摺機から出てきた「選別をしていない玄米」です。
 栄養状態が悪いと膨らみきらずに薄い玄米になってしまいますし、カメムシなどの被害を受ければ黒い斑点になるなど着色粒となります。
 1粒1粒にドラマがあります。
 生産者としては、まずはこの段階で玄米を見て、品質の確認を行います。
 この玄米は「上出来」です。

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