県が主催する「平成22年産米の品質に関する研究会」(3回目)を傍聴してきました。今年の品質低下について、農業者へのアンケート結果を含め、気象や栽培管理など、様々な角度から検討されました。検討結果については、若干の修正を行った上で、来年1月の公表を目指しているとのことです。今日の研究会では、「窒素肥料は稲の生長に必要であるが、米に残る窒素を抑えるために、ぎりぎりのところで栽培している。猛暑で稲体活力の低下が心配されるときは早めの対策が必要」「土づくりへの取り組みが結果に表れている傾向がある」などの意見が出されました。教訓を明らかにして、これからに繋げたいものです。