雪の消えたところから、早速ふきのとうが顔を出しました。土のついた葉を取り除いて、今年最初の苦みを味わいました。大雪の年の方が苦みが強くない気がします。先回の続きです。雑草がせっかく育ち始めても、ある程度の厚さの土がかぶせられると生きていけませんし、土から根が抜けて水に浮いてしまっても成長の障害となります。種の状態では水に沈んでも、ある程度成長すると水に浮いてしまうという宿命があります。これら2つを利用し、除草作業も、田んぼの水を落として草を土に埋め込む方法と、水は落とさずに草を浮かせてしまう方法があります。浮かせた場合は、風などで動いて土のある場所まで移動するとまた根付いてしまうことがあるので、土に埋め込む方が確実といえば確実です。しかし、よほど水に恵まれている田んぼ出ないと、除草作業の時間だけ水を落として、すぐ入れるというのはなかなか難しいものです。浮かせる方が現実的と考えています。次回に続きます。