晴れ続きで順調な作業が続いていましたが、ここのところ、天候を見ながら作業を行っています。森に学んだ「じっくり栽培」が我が田んぼのキャッチフレーズです。写真は今日の稲刈りの最終局面です。よく見ると中央の稲4列の右側が少しモジャモジャしています。このモジャモジャは枯れたヒエです。4条植えの田植機を使用していますが、この4条とモジャモジャ右の4条とは少し間隔が開いています。間隔が開くことで、稲の日陰になりづらく、雑草が生長しやすくなります。この田んぼの場合、暗渠排水工事で掘った溝が残っていて(正確には溝に入れた籾殻が腐って沈んでしまって再び溝になった)、田植機の車輪が溝にはまらない様にわざと間隔を開けました。田んぼ1枚1枚に人生(田生?)の物語があります。