今年の魚沼豊穣も……

24_1411098546_1_sya.jpg有機栽培の新しい方式として、森に学んだ“じっくり栽培”を継続しています。これは、田んぼの土に有機肥料を混ぜ込まないやり方で、有機肥料は田植えをした後で上から散布します。有機肥料は土の中で分解するときに根に障害を起こすことがあります(必ず障害を起こすというわけではありません)。“じっくり栽培”では、肥料をまくのに手間がかかりますが、根にとってのマイナスを防ぐことができます。田植え時には土の中の肥料分が少ないため、初期生育は抑えられ、最終的には収量に影響してしまうのが課題です。除草作業は手作りのワイヤー除草やクギ除草を活用し、乗用の機械は用いず、田んぼのなかを歩きながら、作業にあたっています。合鴨なども用いず、たくさんの生き物と一緒に稲が育ち、実りの秋を迎えました。

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