イモリ

1_1274781005_1_sya.jpg今年は荒代カキが遅くなり田んぼへの入水が遅れたので、イモリはどこか他に行ってしまったのかなと心配していましたが、ちゃんと我が家の田んぼに帰ってきてくれました。イモリの名は「井」を守るからきているとされていますが、「井」は井戸のことではなく、田んぼの用水を意味しています。昔から田んぼを守る生き物として親しまれてきた証拠です。ところが、最近はめったに見なくなりました。生き物のいない田んぼほどさびしいことはありません。 私は兼業農家ですので、田んぼ仕事は早朝に限られますが、様々な生き物に出会うのが唯一の楽しみです。お金目当ての農業ではこんな風には考えられないのでしょうね。

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