頑張れの祈りと覚悟

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 写真は昨日の午後、つまり、台風14号の影響を受ける前です。
 前回の台風で、稲が傾いてしまいました。
 本日の夜明け前、風雨が強くなりました。
 この台風は「ヒュー、ヒューという風」でなく、「ヒュー--ヒュー-という切れ目のない風」とテレビのレポーターの方の報告が思い出されました。
 台風田んぼをまわり、田んぼをまわり、愕然としました。
 倒伏がさらにすんでいました。
 確かに風も雨も厳しかった、稲も頑張ってくれた、それは分かっています。
 稲が倒伏すると、下の葉は光合成が十分出来なく品質や収量に影響が出ますし、コンバインでの刈取もゆっくり慎重に行ってもロスが大きくなります。作業にも時間がかかります。そもそも稲刈りは夜露がキレてから籾の水分が上がる夕方までと、作業時間が限られているため、作業日数が増加することになり、刈り遅れにもつながります。急げば急ぐほど、農作業事故にもつながりかねません。
 とはいえ、自然現象でもあり、どうすることも出来ません。
 稲が頑張ってくれることを祈るとともに、大切に刈り取りを行う覚悟を固めています。

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