コラム:次に繋げること

24_1285504871_1_sya.jpg先日、齋藤泉さんのお話をお聞きする機会がありました。齋藤さんはJR東日本の新幹線内での車内販売をされている方で、400人の乗客がいる山形新幹線で187個のお弁当を販売した記録を持ちます。齋藤さんが強調されていたことを2つあげてみます。1つは、限られた時間で「お客さんとの時間をできるだけ多く持つようにすること」です。このため、おつりを用意したり品物を取り出したりする時間を短縮したり、できるだけ車内での往復回数を多くしたりされているとのことです。「おつりを素早く用意できるからこそ、ゆっくりお渡しできるのです」という言葉が印象的でした。もう1つは、「次に繋げること」です。例えば、ベロベロに酔っているお客からビールを注文されても「売らないで、お水を渡します」とのことです。自分が仕事を続けたり、会社が継続していくためには、次に繋げるというのはとても大切です。とても刺激的な講演でした。

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