一定の水分に乾燥された籾は、2つのゴムローラーに挟まれて籾殻をむかれます。なかには籾殻がむかれなかったものもあり、これを区分するのが写真の揺動板です。奥の方が高く手前が低く、また、左が高く右が低くなっています。つまり、左奥が一番高く、右手前が一番低くなっています。この揺動板が左右に小刻みに揺れ、左奥から玄米と籾の混じった状態で流されます。手前に移動するうちに、比重の思い玄米は左の方に、比重の軽い籾は右の方に行きます。左側の玄米は、籾摺機から排出され、ライスグレーダーに移されます。この季節、稲刈り、乾燥、籾摺り調製、選別、袋詰めが並行して行われます。