コメという商品(その1)

24_1298810326_1_sya.jpgお米について、以前と変わったなぁ縲怩ニ思うことの1つです。米穀販売店でもスーパーでも、同じおコメが2kgとか、5kgとか、10kgとか、いろんな重さで売られています。2kgと10kgでは、おコメの量は5倍なので、おコメの原価も5倍となります。実際には包装資材が余計かかるので、原価は「2kg5袋」の方が、「10kg1袋」よりも高くなります。実際にお店で値段を付ける場合には、多く入っている方にお得感を持たせようとか、いろいろの要素があると思います。ここでやっと本題ですが、「2kg5袋の価格」と「10kg1袋の価格」の差が、以前よりも拡がっているような気がします。今日見てきたお店では、「2kg袋5袋の価格」が「10kg袋1袋の価格」の約1.5倍でした。それだけ、10kg袋の方がお買い得といえます。小分けでいろいろな種類のおコメを味わいたいとか、たくさん食べるから大きい袋がよいとか、いろんなニーズを反映してのことでしょう。もう1歩踏み込めば、以前よりも、おコメが「個性を持った商品」としての性格が強くなったといえるのではないでしょうか?生産者としては、少し、戸惑いも感じています。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です