県の出先機関である十日町地域振興局の主催で、環境保全型農業についての研修会がありました。環境保全型農業とは、大雑把なイメージとしては、化学合成物質を減らした減農薬減化学肥料栽培や有機栽培、秋から春まで田んぼに水を張っている冬期湛水栽培などです。実はかなり幅広い内容であり、ひとくくりでよいのかという感じもします。有機稲作については、雑草対策や米の販売方法などが話題になりました。残念ながら有機農業の推進という面では、新潟県はトップグループから遅れています。一刻も早く、県民で共有できる「新潟県らしい将来農業の姿」を明らかにして、取り組んでいく必要があります。