前回の寒波の後、しばらく穏やかな日が続き、昨夜から明日まで寒波の予報です。
寒波で積雪が増し、穏やかな日で雪が少し溶け、これらを繰り返しながら春を迎えます。
全体としては現時点ではほぼ平年並みの積雪ですが、1mは優に超えていますので、田んぼの土は例年通りゆっくり鋭気を蓄えてくれていることでしょう。
稲作にとって、平成30年度は大きな変わり目を迎えることとなります。
一例を挙げれば、米の直接支払交付金(制度スタート時は10a15,000円、現在は7,500円)の廃止、生産調整の大幅な制度変更などです。
29年度はこれを見据えての対応を探る期間となります。
これに加えて、トランプ政権発足に伴う日米交渉の動きもあると思います。
トランプ政権が「アメリカ第一主義」を掲げるのであれば、日本が「日本第一主義」を掲げた場合はそれを尊重すべきと思います。
日本としては、多くの国の「それぞれの国民の幸福」と共存できるような「新たな世界の仕組みづくり」に取り組むべきと考えます。