２０１９年の社会を振り返る

　２０１９年の社会を振り返ると、「主張すること」がキーワードになると思います。
　これは、ただ単に、言いたいことを言えば良いと言うことではありません。
　「事実や自分の考えを主張」することが大切ということとともに、その「主張」について「失礼の無い取り扱い」がなされるべきです。
　「失礼の無い取り扱い」とは、自分が賛同できるか否かは別として、その主張が行われた背景をおもんばかり、それに対して反対意見を述べる場合でも「失礼の無いように」行うということです。
　そうでなければ、納得できない主張を力尽くで否定する風潮も生まれかねず、そうなれば、主張する側が萎縮して主張できないということになります。
　社会において、様々な問題を解決したり、よりよい方策を探るには、みんなで知恵を出し合っていく必要があります。そのためには、一定のルールが必要と考えています。