?減反・その2

24_1394281877_1_sya.jpgさらに40cm以上積もり、除雪に負われた一日でした。雪かきは体を使い、機械除雪は気を遣います。さて、減反(米の生産調整)に取り組むか否かは、いろいろ根経過を経て現在では、制度的には農業者が判断することとなっています。したがって、「減反を廃止」という報道には違和感を感じます。実際には「『生産調整に取り組むことを要件としている財政措置』を廃止する」ということです。生産者として生産調整を行うかは別として、行政としては支援しないという表明です。「減反廃止だから耕作放棄地を含めた全ての水田で米を生産しなければいけなくなる」との立場で農業者にインタビューしていたテレビ取材もありましたが、ちょっと違います。手作業から機械作業へと移り、しかも、機械が大型化するなかで、相対的に条件の悪い田んぼの耕作はより難しくなっており、耕作放棄地とならざるを得ない実情があります。

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